インテリアと建築の仕事って違うの?
インテリアの仕事と建築の仕事は具体的に何が違うのでしょうか。その違いを解説します。
インテリアと建築の仕事の違い
インテリアと建築の仕事は簡単に言うと。
建築=建物外側の「箱」を作る仕事
インテリア=建物内部の「装飾」を考える仕事
と言う考え方になります。
インテリアの仕事
インテリアの仕事は上記で話した建物内部をどの様に装飾するかになります。家具や設備は勿論ですが、内装の床材、壁紙、扉、照明・・・空間内にあるものは全てコーディネートしていきます。
では、インテリアの仕事を行う上で建築的な知識は必要ないかというと、キッチンを取り付ける際に配管などがきちんと設置出来るかなど、建築的な知識が必要になる場面は多々あります。
建築の仕事
建築は建物自体「箱」を作る仕事です。周辺の環境や法的な制限、構造、建物のデザインも含め、様々な観点から計画していく仕事です。
では、インテリア的な知識は必要ないかというと、やはりそんなことは無く、箱を作って満足して貰えるお客様はいませんので、当然内部の空間を提案していく必要が有ります。家具や、設備、素材…などインテリアの知識も必要になります。
結論
インテリア、建築の仕事の違いをまとめると「メインとなる部分は違うが、どちらの仕事も関連性がありそれぞれの知識は必要になる」という事になります。
どちらかだけをやりたいから、それだけが出来れば大丈夫と言うことは無く、より優秀な方ほど、そのどちらもしっかりとした知識を持って仕事を行っています。