床板を張替えて部屋のイメージを変えたいけれど、業者に依頼するとかなりコストが掛かってしまうのでは?とお悩みの方は多いでしょう。そのような方におすすめしたいものが、床のセルフリフォームです。わざわざ業者に依頼しなくても、セルフリフォームだけで床をアレンジすることは可能です。
今回は、床のセルフリフォームの方法をご紹介します。今の床の状態に満足していない方や、部屋の雰囲気を変えたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
汚れに強いクッションフロア
クッションフロアとは、塩化ビニール製でクッション性のあるシート状床材のことです。クッションフロアの最も大きな魅力は、何といっても汚れに強いこと。汚れても大抵の場合は水拭きできれいになるため、キッチンやダイニング、サニタリー周りでも安心して使用できます。
最近ではさまざまな柄のクッションフロアが登場しています。例えばフローリング柄のクッションフロアを使用すれば、まるで本当にフローリングに張替えたように床をセルフリフォームできるはずです。
クッションフロアを敷く際は、ジョイントローラーがあると便利です。クッションフロアにボンドを塗ったら、空気が入らないようジョイントローラーを転がして押さえながら貼り付けましょう。他にも、専用の両面テープを使用して床に貼り付ける方法があります。
なお、クッションフロアは数十メートル巻かれた状態で売られていることが多いため、あらかじめ床の面積を測って必要な分だけを購入する必要があります。
本格的なセルフリフォームができるフローリング材
リフォームのプロは、元の床を剥がして下地処理を行い、床の高さを調節しながら張替えを行います。もちろん、セルフリフォームの場合はそのような大掛かりなことはできません。
しかし、最近販売されているDIY用のフローリング材を使用すれば、セルフリフォームでも十分な仕上がりにすることが可能です。DIY用のフローリング材は、元の床を剥がさずそのまま貼り付けたり敷いたりできるようになっています。
中でも、注目すべきはパネルタイプのフローリング材です。部屋の大きさに合わせてカットしながら敷けるため、両面テープとカッターさえあれば、簡単に床のセルフリフォームが実現できます。床に貼り付けない、敷くだけのフローリング材もあります。ぜひチェックしてみてください。
手軽にセルフリフォームができるタイルカーペット
床のセルフリフォームの方法はいくつかありますが、中でもタイルカーペットを用いたセルフリフォームは簡単です。
タイルカーペットは、一辺が40~50センチ程度の正方形をしたカーペットです。部屋全体に敷いても良いですし、部屋の一部分に敷いてもアクセントになります。
保温性や防音性、耐衝撃性に優れていることがタイルカーペットの特徴。また、汚れた場合は汚れた部分だけを剥がして水洗いしたり、張替えたりして対応できるため掃除も楽です。
ただし、あくまでもカーペットのため、キッチンなどの水回りには使用しない方が良いでしょう。
おわりに
今回は、床のセルフリフォーム方法についてご紹介しました。床のセルフリフォームは手間が掛かって大変だというイメージがありますが、今回ご紹介した方法であれば比較的気軽に実践することができます。
プロに依頼するより大幅にコストカットができる点も、セルフリフォームのメリット。部屋のイメージチェンジをしたいと考えている方や、古くなった床を新しくしたいと考えている方は、ぜひチャレンジしてみましょう。
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