グレイッシュカラーで、パリのシックなアパルトマン風インテリアを実現！

インテリア雑誌や映画で観るパリの街並みやアパルトマンは、ディテールの凝った外観でとてもおしゃれですよね。そんなすてきなパリの雰囲気を自宅のインテリアに取り入れたい、と思う方もいるでしょう。

そこで今回は、グレイッシュなカラーでシックに仕上げる、パリのアパルトマン風インテリアのコツについてご紹介します。

1 アパルトマン風インテリアって？
2 部屋をシックな印象に！家具は形にこだわらずカラー重視で
3 シックなアパルトマン風の部屋には、どんなインテリアがおすすめ？
4 アートやお花、アンティークやヴィンテージなものをプラス
5 おわりに
6 インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って？

アパルトマン風インテリアって？

そもそもパリでいうアパルトマンは、アパートやマンションなどの集合住宅のこと。窓辺に張り出したバルコニーやベランダ、石壁やコンクリートで作られた外壁、瓦屋根などが特徴です。アパルトマン風インテリアとは、そんなパリのアパルトマンに見られるインテリア全般を指します。

アパルトマン風インテリアでは、さまざまなスタイルを作ることができます。例えば、ビビッドなカラーや濃くはっきりとしたカラーのインテリアで、部屋にアクセントを効かせたスタイルのアパルトマン風インテリアもその1つ。ダマスク柄の壁紙に装飾の多いインテリアを取り入れたロマンチックなスタイルや、グレイッシュカラーでまとめたシックでエレガントなスタイルのものもあります。

自分の好みに合わせたインテリアを活用しつつ、アパルトマン風のインテリアに仕上げていきましょう。

部屋をシックな印象に！家具は形にこだわらずカラー重視で

今回は、数あるアパルトマン風インテリアの中でも、パリのシックなアパルトマン風インテリアを目指してみましょう。家具選びはデザインや形にこだわらず、カラー重視で選ぶことをおすすめします。

インテリアをシックにまとめるには、グレイッシュカラーがおすすめです。グレイッシュカラーとは、単なるグレーではなく、例えばダスティピンクやスモークブルーのような「灰色がかった色味」のことをいいます。グレイッシュカラーが与える印象には、シャープで大人っぽく、洗練されたイメージが挙げられます。また、スモーキーパステルやダルトーンなどもグレイッシュカラーの仲間。グレーの濃淡や絶妙な色味の違いで印象が変わる、それがグレイッシュカラーの魅力です。

シックなアパルトマン風の部屋には、どんなインテリアがおすすめ？

色のイメージがつかめたら、グレイッシュカラーが持つ雰囲気をインテリアに取り入れましょう。

シックでモダンなインテリアが好みであれば、「グレイッシュなモダンデザインの家具」、品のあるエレガントスタイルが好みであれば、「グレイッシュで装飾の凝ったデザインの家具」を選ぶのがおすすめです。

グレイッシュカラーをベースにインテリアを選ぶと、落ち着きのあるシックな雰囲気になります。もし「グレイッシュカラーだけでまとめるのはちょっと暗すぎるかも」と思う場合は、明度が高いライトグレイッシュの小物やクッション、一人がけ用の椅子などを置いて、インテリアのアクセントにしてはいかがでしょうか。色の明るさを上げることで、メリハリをつけることができますよ。