色や柄がポイント？部屋をオリエンタルなインテリアでコーディネート♪

部屋を異国風にイメチェンしたいな、と思っている方におすすめのコーディネートがオリエンタルなインテリア。

今回は、部屋をオリエンタルなインテリアでコーディネートするコツをご紹介します。

1 オリエンタルなインテリアスタイルってどんなもの？
2 オリエンタルな部屋作りのためのカラーコーディネートとは
3 オリエンタルな部屋にぴったりな家具選びのコツは？
4 イスラム文様など、西アジア特有の柄を取り入れよう
5 おわりに
6 インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って？

オリエンタルなインテリアスタイルってどんなもの？

オリエンタルとは、「東洋的」や「東洋風」という意味であり、ヨーロッパから見て東の諸国、つまりアジアの国々を指しています。

しかし日本では、エジプトやトルコ、アラブなどの「西アジア諸国」という、本来の意味よりも狭い範囲を指す言葉として認識している方も多いようです。日本には東アジア・東南アジアを指す「アジアン」という言葉があるためかもしれません。

以上のことから、オリエンタルなインテリアスタイルとは、日本においては「西アジア風のインテリアスタイル」と言っても差し支えないのではないでしょうか。

オリエンタルなインテリアスタイルの特徴は、タイルや絨毯のカラフルさや色鮮やかさ、きらびやかな装飾、そして異国情緒あふれる特徴的な柄です。

具体的には、キリムやペルシャ絨毯風のラグを敷いたり、モロッコランプやプフ（モロッコなどで使用される足置きクッション）を置いたりするなど、西アジア諸国を感じさせるアイテムを取り入れているケースが多くあります。

オリエンタルな部屋作りのためのカラーコーディネートとは

西アジア諸国のインテリアや部屋の雰囲気を見てみると、カラフルな色合いでコーディネートしているのが分かります。そこで、ターコイズブルーやレッド、濃いピンク色であるマゼンタなど、彩度の高い色をチョイスしてコーディネートしましょう。

色の組み合わせとしては、ホワイト×ブルー×ゴールドの爽やかな中にもゴージャスな雰囲気を感じられる組み合わせや、イエロー×ターコイズブルー×マゼンタのような、にぎやかかつ華やかな組み合わせなど、さまざまです。このようなカラーコーディネートに、後述する西アジアチックな柄ものを加えると、よりオリエンタルな雰囲気が増しますよ。

オリエンタルな部屋にぴったりな家具選びのコツは？

西アジア諸国では、背の低いソファやベッドを活用することが多いようです。そのため、部屋をオリエンタルな雰囲気に仕上げたいときにも、背の低いインテリアを多く選ぶと良いでしょう。

また、フレームワークの施されたアイアン家具など、装飾のあるインテリアを部屋に配置したり、高級感のあるシルバーの雑貨を飾ったりしても素敵ですよ。

イスラム文様など、西アジア特有の柄を取り入れよう

「柄」は、色と並ぶオリエンタルインテリアの重要なポイント。そこで、西アジア諸国特有の柄をインテリアに取り入れましょう。

華やかでオリエンタルな柄の代表例として、イスラム文様（アラベスク柄・幾何学模様）、ペイズリー柄などが挙げられます。

イスラム文様は、イスラム教における礼拝施設、「モスク」の壁などに見られる文様です。イスラム文様の中には、単純な図形を組み合わせて複雑な文様を形作る幾何学模様や、植物のつるを組み合わせたデザインのアラベスク柄があります。

また、バンダナのデザインでもよく見られる、ペルシャ（イラン）の伝統的な模様であるペイズリー柄もおすすめです。

このような西アジアの柄をクッションカバーやラグ、ベッドカバー、小物（タイルやコースターなど）に取り入れると良いでしょう。特に、ラグは西アジア諸国でも多く取り入れられているメジャーなインテリアアイテム。大きめのラグを選べば、部屋の雰囲気もガラッと変わりますよ。

おわりに

オリエンタルな部屋作りのためには、鮮やかな色選びと西アジア特有の柄をいかに取り入れるかが大きなポイントです。カラーはターコイズブルーやレッドなど、濃くはっきりとした色味がおすすめ。柄はイスラム文様やペイズリー柄といった、西アジア諸国特有の文様をクッションカバーやラグ、タイルなどの小物に取り入れると良いでしょう。

オリエンタルなインテリアで、まるでアラビアン・ナイトに登場するような、異国情緒あふれる部屋を作ってみてくださいね。