イギリスの田舎暮らしをモチーフにしたブリティッシュカントリーのインテリアは、素朴で温かみのある空間を演出できます。性別や年代を問わないインテリアコーディネートのため、幅広い層の方々に人気があります。しかし、自宅をブリティッシュカントリーテイストにコーディネートするためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか？
今回は、ブリティッシュ（イギリス風）カントリーのインテリアコーディネートのポイントについてご紹介します。
目次
ブリティッシュカントリーの特徴
ブリティッシュカントリーとは、イギリス郊外の田舎にある家をモチーフにした素朴でシンプルなインテリアスタイルです。
ブリティッシュカントリーのインテリアには、主にオーク材やパイン材などが使用されます。テーブルなどには、オーク材やパイン材よりも硬い材質のチェストナット材が使用されることも多いようです。月日が経つにつれてインテリアが深い味わいになることも、ブリティッシュカントリーの魅力の1つといえるでしょう。
また、クローゼットやチェストの取っ手部分には銅材が使用されることが一般的で、塗装部分には銅材がよく用いられます。
インテリアには重厚感を出そう！
部屋をブリティッシュカントリーにコーディネートする際の大切なポイントは、重厚感を出すことです。
例えば、シェルフや椅子などのインテリアを選ぶ際は、直線的でずっしりとしたデザインのものを選ぶことをおすすめします。家具の脚が短い、または付いていないものを選ぶと良いでしょう。
また、木材が使用されたテーブルや棚などの色は濃い目の茶色で統一すると、ブリティッシュカントリーならではの落ち着いた雰囲気を演出できます。
他にも、材木に鉄の質感を出すことができる「アイアン塗料」を用いるのもおすすめ。木製シェルフの取っ手部分にアイアン塗料を塗れば、インテリアの印象を変えることもできるでしょう。
照明のポイント
どこか懐かしくて温かみのある雰囲気を持つブリティッシュカントリー。照明をうまく利用することで、ブリティッシュカントリーらしさをより強く演出することができます。室内を柔らかい光で満たすことができる間接照明や、レトロな印象を与えるランプシェードを使用すると良いでしょう。以下では、ブリティッシュカントリーのインテリアコーディネートに合う照明の種類やランプシェードについてご紹介します。
【ランプシェード】
ランプシェードとは電球の周りを覆うかさのことです。明るすぎない温かみのある光を演出することができます。サイドテーブルに置く照明や、ソファの横のスタンドランプにランプシェードをかぶせると良いでしょう。
【ブラケット】
ブラケットとは壁に取り付ける間接照明で、一般的には玄関やリビングなどの壁面に取り付けられます。シンプルなお花の形のブラケットや、ロウソクと燭台の形を模したものなどをさり気なく取り付けると、ブリティッシュカントリーのテイストが出るでしょう。
【オイルランプ】
19世紀初頭から中期にかけてイギリスで人気があったオイルランプは、ブリティッシュカントリーのインテリアコーディネートにぴったりなアイテムです。
オイルランプとはパラフィン系のオイルを燃料とするランプで、見た目もアンティークかつレトロな印象です。最近は電気で明かりが灯るオイルランプ風の照明もあるため、安全に利用することもできます。
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おわりに
ブリティッシュカントリーのインテリアコーディネートのポイントは、重厚感がある家具を選び、ランプシェードなどを使用して部屋に温かみを持たせることです。また、できるだけシンプルでナチュラルなスタイルにすることを心掛けましょう。部屋をブリティッシュカントリーにコーディネートする際は、今回の記事をぜひ参考にしてください。
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