落ち着いた雰囲気の中にもかわいさがあるフレンチシックは、多くの女性が憧れるインテリアコーディネートの1つではないでしょうか。
今回は、フレンチシックを実現するための家具やカーテン選びのコツ、部屋作りのコツをご紹介します。
フレンチシックな家具とは?
フレンチシックとは、中世ヨーロッパを思わせる家具に使い込んだ風合いを足したインテリのスタイルです。クラシックな印象を持ちながら、素朴さや温かみが感じられます。フレンチシックな家具にはどのような特徴があるのでしょうか。
フレンチシックな家具のポイントとしては、まず使い込まれた古めかしい印象であることが挙げられます。
塗装が少しはげていたり、サビ付いていたりするとよりフレンチシックな印象になるでしょう。
また、フレンチシックの家具の色はグレーやくすんだオフホワイトなど、アンティークな雰囲気を感じられるものが基本です。
そのため、くすみがかった色合いのフレンチシックな部屋にはアイアン(鉄)を使用したインテリアが良いアクセントになります。アイアンが使用された傘立てやフォトフレーム、ハンガーなどを取り入れれば、部屋のコーディネートがグッと引き締まるでしょう。
カーテン選びのコツ
フレンチシックな部屋を作る場合、カーテンは欠かすことができない大切なアイテムの1つです。部屋の大部分を占めるカーテンだからこそ、慎重に選びましょう。
フレンチシックな部屋に合うカーテンとしては、ホワイトレースのカーテンや無地で厚手のカーテン、大きな花柄のカーテンが挙げられます。
さわやかなホワイトレースのカーテンは、家具の色調が全体的にくすんだ色になるフレンチシックの部屋を引き立ててくれます。
無地で厚手のカーテンは、ライトグレーやオフホワイト、ラベンダー、ブルーグレーがおすすめです。部屋を上品に演出してくれるでしょう。
大きな花柄のカーテンは、地の色がオフホワイトのものにするのがおすすめ。部屋に華やかさが出ますよ。
カーテンの丈は窓よりも長めのものがおすすめです。床に少したゆむ感じはおしゃれで大人っぽい印象を与えます。
また、フリンジタイプのカーテンタッセルでカーテンをゆったりと束ねると気品が出ます。窓際をおしゃれに演出してくれるでしょう。
照明選びも大切
せっかく家具や照明をフレンチシックなものでそろえても、部屋を照らす照明が蛍光灯では台なしです。そのため、照明もフレンチシックに合うものを選びましょう。
フレンチシックな部屋には、温かみのあるオレンジ色の明かりがぴったりです。ロウソクを模したシャンデリアなど、クラシックなデザインのものを取り入れましょう。
さらに、キラキラと輝くガラスシェードのペンダントライトも上品な雰囲気を演出してくれるためおすすめです。
また、ベッドサイドやテーブルにランプを置けば、よりフレンチシックな雰囲気が出るでしょう。
おわりに
フレンチシックな部屋を作るためには、インテリア選びが非常に大切です。アンティークな雰囲気がありつつも、使い込まれたヴィンテージ感のある家具を選びましょう。
また、最近は自分でサビ感が出せるペンキや、アイアン調に見える塗料などが売られています。現在使用している家具に自分でエイジング加工を施し、家具のリメイクを楽しんではいかがでしょうか。
憧れのフレンチシックな部屋を作る際は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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