憧れのアジアンリゾート！部屋をアジアンインテリアでコーディネート

インドネシアのバリ島、フィリピンのセブ島、タイのプ―ケット。1年中温暖できれいな海と豊かな自然に囲まれたアジアンリゾートは、多くの方にとってあこがれの場所です。毎日過ごす自分の部屋をアジアンインテリアでコーディネートすることで、気軽にリゾート気分を味わえるようになります。南の島の雰囲気で、毎日を楽しく過ごしませんか？今回は、部屋をアジアンインテリアでコーディネートする際のヒントをいくつかご紹介します。

1 アジアンリゾートのようなインテリアとは？
2 アジアン家具の代表的な素材
3 コーディネートのポイント
4 おわりに
5 インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って？

アジアンリゾートのようなインテリアとは？

アジアンリゾートでよく用いられるインテリアは、欧米のインテリアとは異なるさまざまな特徴を持っています。アジアンリゾートの家具は基本的に、木製で装飾の凝ったものが多く落ち着いた雰囲気を持っています。部屋全体の色は、茶色など落ち着いたカラーをベースに、ワンポイントカラーとしてオレンジや黄色などを用いるのが一般的です。 木や植物などの自然素材が多く使用された家具はリラックス効果が抜群で、またどこか日本の家具に似たところもあるため、多くの日本人から好まれています。

アジアン家具の代表的な素材

アジアンインテリアには、独自の素材が多く使用されています。

【アバカ】

フィリピン麻とも呼ばれています。麻に似た質感を持っていますが、麻より耐久性があり、光や水に強く腐りにくい性質があります。ざっくりとした素材感で濃い目の色をしている割に軽い雰囲気があるため、インテリアになじみやすいでしょう。主に、家具のアームやフレームに使用されている素材です。

【ラタン（籐）】

アジアン家具として日本でもよく目にする素材です。熱帯雨林に自生するヤシ科の植物を人の手で編み上げて作られます。滑らかな質感で人の手になじみやすく、アバカより薄くてナチュラルな色味を持ちます。軽くて耐久性が良いため、主に家具フレームやトレー、バスケットなどに用いられることが多い素材です。

【ウォーターヒヤシンス】

ホテイアオイという水辺に生えているつる性の水草のことです。柔らかい割に丈夫で、広く利用されています。ラグなどに用いられることが多い素材です。

【バナナリーフ】

文字通りバナナの葉でできた素材で、ざっくりとした織り目によって高級感を演出できます。家具のフレームなどに使用されることが多い素材です。他には、竹やチークなどの自然由来の素材がよく使用されています。

コーディネートのポイント

アジアンリゾート風の部屋にするためのポイントとしては、家具の高さを全体的に低めに統一することが挙げられます。そうすることで空間が広々と感じられるようになり、ゆったりとした開放感が出ます。また、大きめの観葉植物を置いたり、ベッドに天蓋を付けたりするとさらにアジアンテイストが強くなるでしょう。ゴロンと寝転がれる茶色ベースのソファーの上には、オレンジや黄色のクッションを並べて置いても良いでしょう。部屋の明かりを暗めのランプやキャンドルなどにすることも、アジアンリゾートの雰囲気を出す上で効果的です。

おわりに

部屋をアジアンインテリアでコーディネートする際に、知っておくと役に立つ情報をご紹介しました。「家具をアジアンテイストにしたいけどお金が掛かりすぎる」と思っている方には、100円ショップがおすすめです。100円ショップで売っているものでも、アジアンテイストの雑貨や家具を作ることができます。インターネット上の記事などを参考にしながら工夫を凝らし、自分の好みに合わせたアジアンリゾート風の部屋を作り上げていきましょう。家で過ごす時間が、今よりももっと素敵なものになるはずです。

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