DIYブームの昨今では、部屋のセルフリフォームに挑戦する方々が増えています。
セルフリフォームを行う際、意外と役に立つアイテムがホッチキスです。ホッチキスを使用することにより、壁紙の張替えが非常に楽になります。
今回は、ホッチキスを使用してアクセントウォールを作る方法をご紹介します。
アクセントウォールとは?
アクセントウォールとは文字通り、部屋のアクセントになる壁のことです。壁の1面や壁の一部だけ色や柄を変えることによって空間を広く見せたり、部屋をおしゃれにしたりできます。
最近では、新築マンションのモデルルームなどでもアクセントウォールを取り入れているところが増えているようです。
必要なものをそろえよう
作業を始める前に、まずはアクセントウォール作りに必要な道具をそろえましょう。
必要なものは意外とたくさんありますが、壁紙や薄めの両面テープ以外は特別なものではありません。家にあるものも多いのではないでしょうか。
【用意するもの】
・のりが付いていないタイプの壁紙
・ホッチキス(壁紙を壁に固定する)
・はさみ(貼る前の壁紙を切る)
・カッター(貼った後の壁紙を仕上げる)
・メジャー(壁と壁紙を測る)
・定規(測る、線を引く、壁紙を押さえる)
・画びょう(壁紙を仮留めする)
・薄めの両面テープ(壁紙の隣同士を接着する)
・えんぴつ(壁紙にカット用の線を引く)
・メモ用紙(準備のメモを書く)
・ドライバー(コンセント類のプレートを外す)
作業の前の準備
道具をそろえたら、作業前の確認や準備を行いましょう。
チェックするポイントは下記の通りです。
1.ホッチキスの針を刺しても大丈夫な壁かどうか確認する
針が刺さらない壁、また針を刺すことで剥がれる、ひびが入る、目立つ穴が開くなどの影響が出る壁にはホッチキスを使用できません。
2.壁の高さと幅、変形箇所をあらかじめ測り、簡単なできあがり図を書く
コンセントや照明スイッチの位置を記しておくと、作業がよりスムーズに進みます。
3.壁紙の面積が決まったら壁紙を準備する
ホッチキスの針が目立たない色や、模様のある壁紙を選ぶのが無難です。
また、輸入壁紙は幅が比較的狭く、「のり」がなく扱いやすいものが多いためおすすめです。
4.コンセントや照明スイッチのプレートは外しておく
作業工程
確認や準備が完了したら、ついに作業開始です。
1.壁紙をカットする前に、壁紙の向きを確認する
2.壁紙をカットする位置に鉛筆で線を引く
天地に5~10cm余裕を持たせることを忘れないでください。
なお、壁紙のミミ(端)にマークや数字が印刷されていることがあります。このマークや数字は柄合わせのためのものです。同じマークや数字を横に並べると壁紙の模様がぴったり合います。
3.鉛筆で引いた線に沿ってミミを切り取る
4.壁紙を画びょうで壁に仮留めする
5.ひと通り仮留めして柄が合っていることを確認したら、ホッチキスで留める
ホッチキスは開いて一直線にし、針が出るところを壁に強く押し付けて使用します。
そして、壁紙の浮きを押さえながら上から下へ一定の間隔で留めてください。
2枚目以降の壁紙は、柄を合わせながら留めていきます。その際、両面テープで隣同士を接着しながら進めると浮きが減り、きれいに仕上がります。
外すときのことを考え、ホチキスで留める個所は適度な数にしましょう。
6.コンセントや照明スイッチの周りをカットする際は、カバー下のプレートに掛かる箇所でカットし、プレートで壁紙を押さえる
7.全体を留め終わったら、定規とカッターを使用して余分な部分を切り取る
おわりに
ポイントさえ押さえれば、ホッチキスを使って簡単にアクセントウォールを作ることができます。絵を掛け替えたりお気に入りの服に着替えたりするくらいの気持ちで、気軽にセルフリフォームを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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