昭和レトロスタイルの家具や雑貨、ポップな色使いで昭和レトロな部屋を作ろう

昭和の懐かしい雰囲気を持ったレトロでカラフルな家具やポップな柄の雑貨は、当時まだ生まれてさえいなかった若者たちの間でも人気があります。現在でも、比較的安価な昭和レトロ家具や雑貨が売られているため、6畳程度の狭い部屋でも昭和レトロな部屋作りに挑戦しやすくなっています。そこで今回は、昭和レトロな部屋作りに役立つ定番の家具や雑貨、色使いについてご紹介します。

1 昭和レトロスタイルに欠かせない家具
2 昭和レトロスタイルに欠かせない雑貨
3 ポップな色使い
4 おわりに
5 インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って？

昭和レトロスタイルに欠かせない家具

昭和レトロな部屋を作る際に欠かせない家具をいくつかご紹介します。

ちゃぶ台

昭和の時代、多くの家庭で使用されていたちゃぶ台。丸や楕円、四角とさまざまな形があり、4畳半や6畳の部屋にもすっぽり収まるサイズが特徴です。素材や色もさまざまなため、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。

食器棚

すりガラスやクロスガラス、チェッカーガラス、モザイクガラスなどが使用されている小ぶりな食器棚は、昭和のノスタルジーなイメージを思い起こさせます。どんぶりなどの和食器や大ぶりな花柄がプリントされた食器を飾れば、さらにレトロな雰囲気を出せるでしょう。

ソファ

部屋の広さに余裕があれば、昭和レトロなソファを置いてみましょう。合皮のソファやクルミボタンがついたソファ、赤やオレンジ、緑などのカラフルなソファを置くと、レトロな雰囲気を引き立てられます。

照明

昭和レトロな照明といえば、やはり吊り下げ照明です。オレンジ系の温かみのある色の電球をはめましょう。照明のシェード（カサ）は、チューリップ型やホーロー製、クラックガラスやチェッカーガラスが使用されているものがおすすめです。

昭和レトロスタイルに欠かせない雑貨

家具がある程度そろったら、小物を足していきましょう。

クッションカバー

手軽に昭和感を出せるアイテムがクッションカバーです。クッションカバーを選ぶ際は、サイケ柄や幾何学模様、ドット柄、レトロフラワー柄などを選びましょう。

家電

家具を昭和レトロで統一したら、家電のデザインも合わせたいところです。赤いラジオや花柄の炊飯器、カラフルな扇風機など、レトロなデザインの中古家電も、オークションや通販で手に入れることができます。また、数はそう多くないものの、デザインをあえてレトロにした家電もあります。部屋の雰囲気にぴったりなものを探してみてください。

食器

食器は、飾っても使用しても楽しめるアイテムです。昭和レトロを目指すなら、レトロでポップな花柄が描かれたグラスや茶碗、ポットをそろえましょう。食卓をかわいらしく彩ってくれるはずです。

ポップな色使い

昭和レトロスタイルの特徴といえば、ポップな色使いです。例えばモダンで洗練された部屋では、白や黒、グレーなどのシンプルな色を用いることが一般的です。モノトーンで統一された部屋からは、無駄を排した機能的な印象を受けます。

一方昭和レトロスタイルの部屋では、オレンジやグリーン、赤などのポップな色が多用されます。派手な色でも、昭和レトロスタイルの家具や雑貨の中で用いられると、なぜか落ち着きのある雰囲気が出ます。

家具の色は、天然木であれば深みのある濃い目のものがおすすめです。ただし黒に近いダークブラウンではなく、オレンジのような温かみのある茶色を選びましょう。天然木でない場合、合板にツヤのあるカッティングシートが貼られた家具がおすすめです。赤や緑、黄色などのカラフルなものや、家具に花柄があしらわれたものを選ぶと昭和レトロさがぐっと増します。

おわりに

平成生まれの若い世代にも受けている昭和レトロなインテリアスタイル。無機質なものに囲まれて生活することの多い現代の若い世代にも、どこか懐かしく温かみのある昭和レトロなアイテムを求める気持ちがあるのかもしれません。ポップな色使いや温かい雰囲気で心をくすぐる昭和レトロスタイルのインテリアコーディネートに、ぜひチャレンジしてみてください。
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