男女を問わず人気のあるデニム。街を歩いていてデニムを身に着けている人を見かけない日はないほど、もはや定番のファッションアイテムです。そして最近では、インテリアにデニムを取り入れたコーディネートも人気を集めています。
デニムは何にでも合わせやすい万能アイテムです。インテリアにデニム生地を取り入れることによって、爽やかさやかっこよさ、カジュアルな雰囲気など、さまざまな魅力を生み出すことができるでしょう。
今回は、デニムを取り入れたインテリアコーディネートについてご紹介します。
ソファやクッション、ラグにデニムを
カジュアルスタイルが大得意のデニム生地。ファッションだけではなく、カジュアルなインテリアコーディネートにもよく合います。
部屋の印象を大きく左右するものは、やはりサイズの大きな家具でしょう。例えばデニム素材のソファを置くことにより、一気にカジュアルでリラックス感のある部屋になります。
クッションカバーをデニム生地に変えることもおすすめです。ジーンズをリメイクして作られたポケット付きのクッションカバーやパッチワーク風のデニムクッションカバーなど、デニム生地のクッションカバーにもさまざまなものがあります。また、クッションを置く場合は1つだけではなく複数のクッションを置くこともおすすめです。色味やデザインの異なるものを配置すれば、おしゃれな雰囲気を演出することができるでしょう。
ラグも、デニム生地を取り入れやすいアイテムです。大きめのラグであれば部屋の主役になり、マットサイズの小さなものであればワンポイントとして利用できます。洗濯しても傷みにくいデニム生地の特性も、何かと汚れることの多いラグに適しているといえるでしょう。
デニムを使用したシックなコーディネート
デニムは、カジュアルコーディネートだけでなくシックなコーディネートにも活用できます。デニムアイテムを使用してシックな部屋を作るポイントは、高級感のある素材とミックスすることです。
例えば、濃い色味の無垢素材の家具とデニム生地のソファを合わせてはいかがでしょうか。木目とデニムは相性が良く、組み合わせることで落ち着きのあるインテリアになります。
また、デニム生地をホワイトの家具や雑貨と組み合わせることもおすすめです。シンプルで清潔感があるモダンな雰囲気を演出できるでしょう。
デニムと一口にいっても、インディゴブルーなどの濃い色味のものから、ウォッシュド加工を施された薄い色味のものまでさまざまです。一般的には、濃い色の方が落ち着いた印象、薄い色の方が軽やかな印象を持つといわれています。選ぶデニムの色味をよく考えましょう。
使い込むほどに味が出る素材
デニム生地が持つ特徴といえば、使い込めば使い込むほどに味が出ることです。同じような色の落ち方をするデニムはありません。年月を経たデニムには、それぞれの個性が出ます。
服の場合、破れや汚れ、体型の変化の影響を受けることが多いため、同じものを長く着続けることは難しい場合があります。しかし、家具であれば同じものを10年以上使用し続けることは珍しくありません。「長く使用し続ける」家具の特性と、「使い込むほどに味が出る」デニム生地の特性は非常に相性が良いといえるのではないでしょうか。
「デニムを育てる」といわれるように、デニムを使用した家具やインテリアアイテムとは、子育てのような感覚で長い年月を共に過ごしていけるでしょう。
おわりに
ファッションアイテムとしてのデニムはもはや王道ですが、デニムを用いた家具にはまだまだ新鮮な楽しさがあります。
少しずつ肌に馴染み、味わいを増していくデニムの良さを暮らしに取り入れ、自分なりのインテリアを作り上げてはいかがでしょうか。
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