革張り？布張り？おしゃれなリビングに欠かせないソファの種類と選び方

大型家具であるソファは、部屋の印象を大きく左右するものの1つです。そのため、おしゃれなリビングを目指すのであれば、こだわりを持ってソファを選ぶことは大切なことでしょう。
しかしソファは大きな買い物になりがちです。どのようなソファにしようかと悩んでしまい、なかなか欲しいものが決まらないこともあるのではないでしょうか？

ソファ選びに悩んでいる方のために、ソファの種類と選び方をご紹介します。

1 まずはソファの張地の種類を選ぼう
2 「おしゃれなソファ」を選ぶには？
- 2.1 【1】色をチェック
- 2.2 【2】サイズやデザインにも注目
3 ソファは座り心地や耐久性も重要！
4 おわりに
5 インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って？

まずはソファの張地の種類を選ぼう

ソファの張地には、大きく分けて本革と合成皮革、そして布の3種類の張地があります。それぞれ異なる特徴を持っているため、ソファ選びの際にはどの張地が自分のライフスタイルや理想とするインテリアに合っているのかをよく考えましょう。

【1】本革

革張りのソファのメリットは、見た目の高級感の他、肌触りの良さや耐久年数の長さが挙げられます。使い込むほどに味わいが生まれ、ヴィンテージな風合いを楽しめるのも本革のメリットです。

デメリットは、価格の高さとメンテナンスの難しさです。購入後は保湿や汚れ防止のためのプロテクションクリームを塗り、対策をとるようにしましょう。

【2】合成皮革

合成皮革のソファのメリットは、革の雰囲気を出しつつも本革に比べて価格が安いこと、そして撥水性が高いものが多いため細かいメンテナンスがいらない点です。また、本革よりもカラーバリエーションが豊富なこともメリットの1つです。

デメリットは、撥水性が高いことで夏場に汗でベタつきを感じること、ものによってはてかりすぎて安っぽく見えてしまうことです。夏場は布製のソファカバーやマルチカバーをかける、てかりが気になる場合はマットな質感のものを選ぶといった対策をとると良いでしょう。

【3】布

布張りのソファのメリットは、色や柄、そして質感が多彩なことです。天然素材であれば温かみがあり、化学繊維であれば汚れに強い、といったように、素材によってもメリットが異なります。

デメリットは他の素材より耐久性が劣る点です。一度汚れが染みこんでしまうと落としづらく、素材によっては使用しているうちに毛玉や毛羽立ちが目立ってくる場合もあるでしょう。このようなデメリットが気になるのであれば、カバーを替えられるソファを選ぶのがおすすめです。洗濯して使える上、他の色や柄のものにも手軽に交換できます。

「おしゃれなソファ」を選ぶには？

おしゃれなソファと言っても、リビングの雰囲気に合っていなければ意味がありません。ソファをインテリアの主役にしたいのか、それとも全体のインテリアになじませたいのかによっても選ぶべきソファは異なります。色やサイズ、デザインに注目しておしゃれなソファを見極めましょう。

【1】色をチェック

ソファの色を選ぶ際は、インテリアのテーマカラーを基準にして選びましょう。例えば全体的にモノトーン調のインテリアで統一している場合、同系色を選ぶとインテリアに溶け込みます。ソファを目立たせたいのであれば、リビングにある小物やカーテン、ラグに使われている色に似たものを選ぶと良いでしょう。差し色として目立ちつつも、スッキリまとまったおしゃれな印象になります。

テーマカラーが決まっていない場合は、理想とする雰囲気を考えてみてください。ポップな雰囲気にしたい場合はオレンジや黄色、水色のような明るい色がおすすめです。落ち着いた雰囲気にしたいのであれば、ベージュやブラウン、モスグリーンなどが良いでしょう。

【2】サイズやデザインにも注目

ソファを選ぶ際には、サイズとデザインを検討するのも忘れてはいけないポイントです。リビングの広さや家族の人数に合わせて適したものを選びましょう。

ソファ購入に関する失敗談として、「部屋に置いたら意外と大きかった」という意見があります。そのような失敗をしないように、部屋に置いた場合をイメージしてどの程度のスペースを必要とするのかを確認しましょう。

また、背もたれの高さや肘かけの有無でも圧迫感や使い勝手が変わります。背もたれが高く肘かけのあるソファであれば十分リラックスできますが、高さやパーツが多い分圧迫感も出てしまいます。逆に背もたれが低く肘かけのないソファの場合、ゆったり腰かけることはできないものの、圧迫感が少ないというメリットがあります。