2023.02.08インテリアの資格・お仕事

インテリア業界は未経験でも転職できる?必要なスキルや転職方法をご紹介

おしゃれなインテリアの部屋インテリアとは、家具やファブリック、雑貨、照明、壁紙などの室内装飾全般を指します。暮らしに彩りを添えるインテリアですが、コーディネート次第で衣食住だけではなくライフスタイルを豊かに、そして快適にすることが多くあります。

そんな魅力や可能性を秘めたインテリア業界へ転職したいと考えている方も多いのではないでしょうか。ですが、インテリア業界で働くためには、好きという気持ちだけではなく専門的な知識やスキルが必要になることも。そのため、転職へ踏み出せないという方もいることでしょう。

そこで今回は、未経験でもインテリア業界への転職が可能なのか、必要とされるスキルや転職の方法について詳しくご紹介します。ぜひこちらを参考に、転職への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

インテリア業界に未経験で転職は厳しい?

インテリア業界への転職は30代や40代でも十分可能です。未経験の場合でも、働きながら知識やスキルを身につけてプロになる方も多くいるため、経験の有無にかかわらずチャレンジしやすい業界といっても良いでしょう。

ただし、未経験の場合には下積み期間が長くなるかもしれません。プロとして活躍することを目標としている場合には、インテリア業界で必要となる知識・スキルを身につけてから転職をする方がプロへの近道となることでしょう。

インテリア業界とは?どんな企業がある?

シンプルにコーディネートされたキッチン・ダイニングインテリア業界とは、家具、カーテンなどのファブリック類、照明やキッチン、浴室などの住宅設備、壁紙や建具などの建材など、住空間に関連する業界を指します。

例えば、インテリア業界といわれるのは次のような企業になります。

 

  • 家具メーカー
  • ファブリックメーカー
  • 照明メーカー
  • キッチン・浴室設備メーカー
  • 輸入家具販売店
  • 生活雑貨店
  • ショールーム

などが挙げられます。

 

インテリア業界については下記のページでも詳しくご紹介しています。

>>インテリア・建築業界の現状動向・将来性

>>インテリアと建築の仕事の違い

 

インテリア業界の仕事の種類

インテリア業界の中にはさまざまな職種があります。ここでは、この業界には欠かせない仕事、それぞれの仕事内容と必要になるスキルについてご紹介します。

インテリア業界の職種についてはこちらからも確認できます。

>>叶える職業、叶えるシゴト

インテリアコーディネーター

既製のインテリア用品を使って住空間のコーディネートを行う仕事です。クライアントの要望に合わせた空間設計と提案を行い、使う人に合った住空間を作り上げます。インテリア用品やコーディネートに関する知識・スキルを必要とする仕事です。

>>インテリアコーディネーターになるには

インテリアデザイナー

既製のインテリア用品を使ってコーディネート提案を行うインテリアコーディネーターとは違い、インテリアデザイナーは室内空間をゼロから設計していきます。例えば、既製品ではサイズやイメージが合わない場合、家具や什器、照明を設計することもあります。

また、住宅や店舗等の空間デザインだけではなくインテリア用品のデザインもインテリアデザイナーの仕事の1つです。

 

>>インテリアデザイナーになるには

インテリアプランナー

インテリア空間をトータルに設計するのが仕事です。この資格の登録者の約8割は建築士であり、建築士と関わる仕事において必要な知識・技能を有している証明になります。

建築の構造や設備について理解し、設計だけではなく工事が設計書通りに実施されているかを確認して指示を出す能力も求められます。

 

>>インテリアプランナーになるには

CADオペレーター

空間コーディネート提案に欠かせない設計図の作成を専門とする仕事です。専用のCADソフトを使用し、デザイナーや建築士からの指示に従って図面作成・修正・調整を行います。インテリア業界をはじめ幅広い業界で活躍できる仕事です。

 

家具デザイナー

家具のデザイン設計を専門とする仕事です。使う人のことを考え、デザイン性や機能性、安全面にも配慮して設計を行います。スケッチ力やCADスキルも必要になるでしょう。

 

>>家具デザイナーになるには

企画・バイヤー

世の中のニーズや消費者の声を理解して商品開発や商品企画をする仕事です。マーケティングデータを利用して商品の買い付けや商品改良を行います。そのため、流行や顧客ニーズを把握する力が必要になる仕事です。他業種でのバイヤー経験があれば就職活動の際には強みとなるでしょう。

接客スタッフ

接客・販売スタッフへの転職は、インテリア業界において未経験でもチャレンジしやすい仕事です。主な就職場所は、インテリアショップやショールームになります。商品販売をメインとして、店舗によっては自社製品を使ったコーディネート提案も行います。

働きながら商品知識や販売技術を身につけることができ、さまざまな顧客のニーズに触れることができます。インテリアやコーディネートの知識とスキルを身につけるには良い環境といえるでしょう。

広報・マーケティング

広報は、サービスや商品の情報発信だけではなく、経営や人事などの企業情報についても資料作成・発信するのが主な仕事です。そして、マーケティングは、リサーチやデータから市場の動向を探り商品企画や仕入れを行う企業利益を左右する重要なポジションといえます。そのため、インテリアに関する知識や職務経験がなければ即戦力として採用されることが難しく、採用されても接客や内勤からスタートとなる場合も少なくありません。

インテリア業界で働くのに向いている人

ハツラツと働く女性インテリア業界への転職では、インテリアに興味があること、インテリアが好きという気持ちが大切になります。インテリアは、人々の心地よい暮らしのためになくてはならないものであり、彩りを添えて暮らしを豊かにしてくれます。

さらに、インテリア次第でさまざまな暮らしの問題点を解決することも可能です。例えば、子育てが楽しくなる部屋にしたいという要望があった場合、子育ての経験があれば、自身の人生経験に基づく質の高い提案をすることができるでしょう。インテリアの知識やスキルも必要ですが、暮らす人や使う人の声に耳を傾けて問題点や改善点を見いだす力、そして自身の豊富な経験がこの業界では大きな力になります。

そのため、インテリアが好きで人々の暮らしを良くしたいと意欲的な人にはおすすめの業界であり、特にコミュニケーション力やリサーチ力のある方にはぴったりです。

インテリア業界への転職に役立つスキル・知識

未経験での転職は不安がつきません。ここでは、転職に役立つスキルや知識をお教えいたします。これらを身につけておくことで、採用試験の際にも自信をもって自己アピールをすることができるでしょう。

インテリアに関する知識

インテリア業界への転職を希望するなら、この業界で必要とされる最低限の知識は身につけておくのがおすすめ。商品やコーディネートに関する知識、専門用語などを理解しておくとよいでしょう。また、インテリア関連の資格を取得するのも自己アピールにつながります。

製図スキル

お客様の要望やイメージをその場でスケッチしたり、CADソフトを使って図面や3Dイメージを作成したりという場面が多くあります。そのため、製図の基礎知識やスキルは身につけておくと大いに役立つことでしょう。

そして、インテリア業界はCADスキルが役立つシーンが多くある業界です。CAD関連の資格取得が理想的ですが、操作経験があるだけでも自己アピールとなります。

ITスキル

ECサイトを通じてインテリア商品を購入することが一般的になった今、SNSを利用して商品の魅力をアピールする企業も多くあります。そのため、SEやWebデザイナー、ネット広告に関するITスキルやSNS運用経験などは自身の強みとなり、転職時にも役立つでしょう。

未経験でインテリア業界に転職する方法

ここからは、業界未経験でもスムーズに転職するために必要となる方法についてご紹介します。

未経験OKの求人を探す

インテリア業界未経験であっても転職は可能です。転職サイトでインテリア業界に関する求人を探せば、「未経験OK」と記載された求人もいくつか見つけることができるでしょう。

ですが、中途採用となる転職者に求められているのは即戦力です。そのため、未経験での入社はプロとして活躍するまでに下積み期間が長くなることも多く、希望する職種に就けないこともあります。

さらに、未経験者OKの求人は決して多くはありません。希望する企業がある場合には、求人情報の更新や新規公開情報をこまめにチェックすることが転職成功のカギとなるでしょう。

インテリア関連の学校で学ぶ

インテリアについて学べる大学や専門学校、スクールに通うことで、この業界で働くために必要となる知識・スキルを効率よく身につけることができます。そのため、転職前にインテリア関連の学校で学ぶことは、インテリア業界でプロとして活躍するための一番の近道にもなります。

知識とスキルを身につけておけば採用面接でも優位となり、就職後は即戦力として理想的なスタートを切ることができるでしょう。

未経験でインテリア業界への転職を目指すならSDCへ!

スクールの生徒たちインテリア業界に必要となる知識やスキルを身につけるなら、インテリア・空間デザイン専門のスクール「スペースデザインカレッジ(SDC)」がおすすめです。おすすめする理由はスクールの特徴にあります。

 

  • すべてのコースでインテリアと建築の現役プロによる直接指導が受けられる
  • 入学条件は20歳以上となり、本気の学びを求める生徒が集まっている
  • 手厚い就職サポートによる高い就職率、卒業生の就職先から学生を求められるケースも

 

このように、SDCではインテリア業界で必要とされる知識・スキルをしっかりと学ぶことができ、卒業する頃には即戦力となれる力が身につきます。現場で通用する知識・スキルを短期間で身につけることができるのです。

スクールには、インテリアコーディネーター科やインテリアデザイン科、スペースデザイン設計科があります。それぞれのコースで特化する分野に違いがあります。希望する就職先や職種に合わせたコース選びが大切です。

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