エレガントなフレンチモダンインテリアで大人オシャレな部屋を作ろう

フレンチモダンインテリアは、エレガントで上品なフレンチテイストに、モダンで大人っぽい印象を取り入れたインテリアスタイル。一般的なフレンチスタイルと比べて、甘すぎない雰囲気が人気のインテリアです。今回は、部屋をフレンチモダンインテリアにコーディネートするためのコツをご紹介します。

1 フレンチモダンインテリアとは？
2 フレンチモダンインテリアにぴったりのカラーコーディネート
3 エレガントでモダンな部屋作りにおすすめの家具は？
4 フレンチモダンインテリアのアクセントにおすすめ！
5 おわりに
6 インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って？

フレンチモダンインテリアとは？

ヘリンボーンの床、白い漆喰の壁にモールディングの装飾などを取り入れるクラッシックフレンチの要素と、現代的なデザインの家具を組み合わせたテイストが、フレンチモダンインテリアです。
日本の賃貸住宅や1LDKなどでフレンチモダンインテリアを作るには、フレンチスタイルに見られる装飾的なデザインと、現代風のミニマリストなデザインを組み合わせます。
このデコラティブさとシンプルさの足し引きのバランスが取れると、スタイリッシュでエレガントな空間を作ることができます。

モダンクラシックとの違いは、フレンチモダンの方がホワイトの面積が多く、花やフリルなどクラシックフレンチらしい甘さのある装飾や、線の細い家具が使われている点です。

フレンチモダンインテリアにぴったりのカラーコーディネート

基本的に、ベースカラーはホワイト、アソートカラーはグレー・グレージュ・ベージュになります。

アクセントカラーに使う色は自由ですが、選ぶ色によってイメージが変わります。

例えば、パープル系のカラーをチョイスすると、上品でロマンチックな雰囲気に。ピンク系は甘くなりすぎることがありますが、パープル系であればミステリアスで大人っぽい印象になります。そのため、洗練されたフレンチモダンに相性の良いカラーと言えるでしょう。

ブラウン系をアクセントカラーにすると、フレンチモダンながらナチュラルでリゾートライクな空間になります。
さらにブラックをアクセントカラーに選んだ場合、ベースカラーのホワイトとのコントラストがはっきりとし、引き締まった印象の強いモダンな空間に。比較的簡単なカラーコーディネートですが、アソートカラーの面積を多くしないと、クールな印象が強くなってしまうので注意が必要です。

エレガントなフレンチモダンを演出するなら、やはりゴールドをアクセントカラーに入れるのがおすすめです。ゴールドを取り入れるとエレガントさとシックさの両方を表現できます。

エレガントでモダンな部屋作りにおすすめの家具は？

家具は、フランスを連想させる装飾的なものが良いでしょう。アンティーク調のレリーフが施された棚、猫足型か、つる草のように曲げたアイアン脚のテーブルや椅子などがおすすめです。

それにモダンながら曲線を多用した家具を組み合わせます。例えばアーチ型の棚、背もたれが円形の椅子、円形のテーブルなどです。
ゴールドカラーは全体的に目立つため、細いアイアンの脚などに少し取り入れるのが効果的です。シンプルな形でも華やかさを出すことができますよ。

また、シャンデリアは一気にクラシックフレンチな印象を演出できるので、他の家具をシンプルモダンなものにして引き算するのもテクニックの1つです。
全体的に家具は無地で、花柄や唐草模様などをラグ、ランプシェード、クッションなどに取り入れる傾向があります。
ドレッサーやベンチツールなどのホテルライクなアイテムがあると、オシャレ度を引き上げてくれるでしょう。

フレンチモダンインテリアのアクセントにおすすめ！

フレンチスタイルの大きな要素であるモールディングやメンダリオン（円形の立体的な飾り）は、接着剤で取り付けられるものが販売されています。一部分だけでも取り入れると、部屋がグレードアップします。

また、クッション、鏡、写真立て、木箱などの雑貨には、フリル、花、レース、刺しゅうなどのついたものを選ぶと良いでしょう。
引きずるほど長いドレープのカーテンは、窓を舞台のように飾ることができゴージャスさが増します。
シャビースタイルが好きな方には、日に焼けて退色した木やペンキが禿げた素材の家具、枯れ木やドライフラワーなどがおすすめです。ただし、これらのアイテムが多すぎるとモダンでなくラスティックになってしまうので気をつけましょう。

他にも、フレンチモダンには観葉植物がよく合います。特に、オリーブやサンスベリアなどはエレガントなフレンチモダンに合わせやすくおすすめです。