2018.08.07インテリアコーディネート

ビーチスタイルインテリアで、爽やか&開放感たっぷりな部屋を作ろう

爽やかなビーチスタイルインテリアまるでビーチやビーチの傍にいるような雰囲気を味わえるビーチスタイルインテリア。今年の夏は、ビーチスタイルインテリアを取り入れて、爽やかで開放感たっぷりな部屋作りをしてみませんか?

 

ビーチスタイルインテリアとは?

ビーチスタイルインテリアと聞くと、アメリカ西海岸、ハワイ、バリ、地中海などのリゾートや、サーフボードのある海辺の家などが連想されると思います。

デザインがグローバル化している現代では、それらのいろいろなテイストをミックスしたインテリアが世界中で見られるようになりました。

 

ビーチスタイルインテリアとは、そうした「ビーチや海をテーマにした、爽やかで軽やか、そして開放感のあるリゾートチックなインテリアスタイル」の総称といえます。

 

ビーチスタイルインテリアを実現するためのカラーコーディネート

白をベースにしたビーチスタイルインテリアくつろぎを与え自然を感じさせるビーチスタイルインテリアにおいては、基本の色ははっきりとした白と自然な木の色がおすすめです。

スタイルの傾向は大まかに分けて2パターンあります。

 

一つ目は、白をベースカラーにした爽やかで清潔感あふれるスタイル。

床、壁、天井、建具などをベースカラーの白でなるべく統一し、アソートカラーとして自然な木の色を選びましょう。木の色が薄いほど軽やかな雰囲気になりますよ。

アクセントカラーに海を連想させるブルー系の色を入れると、夏の暑さを吹き飛ばすような、涼し気なイメージになります。ギリシャのサントリーニ島など、地中海インテリアを意識したスタイルです。

 

また、アクセントカラーに南国の花や木の実に見られるようなオレンジ、黄、赤、ピンク、紫などを入れると、かわいらしい雰囲気になります。

アクセントカラーを複数合わせる場合は、少し灰や白が混じった色にすることが、ポップさを抑えビーチらしい印象にするためのコツです。モダンなハワイアンスタイルに見られます。

 

もう一つは、木の色をベースカラーにした落ち着いた雰囲気のスタイル。

床や建具、家具を木の素材にしても良いのですが、床と壁、もしくは天井まですべて木の素材で統一された空間にしても素敵です。

他にも、木の代わりに一部石タイルなどを利用したり、木の色が濃いものを取り入れて、重厚感を演出したりするテクニックもあります。

この場合のアソートカラーは、先ほどと逆で白になります。

 

黒をアクセントカラーとしてポイントに入れると、空間にしまりが出て男性的な雰囲気に。西海岸スタイルでしばしば見られる傾向です。

一方、くすんだオレンジ、赤、紫などをアクセントカラーとして使うと、異国情緒ある雰囲気になり、バリやオールドハワイアンスタイルに近づきます。

 

ビーチスタイルインテリアに合う家具は?

テイストによって合う素材が異なる

籐の家具を取り入れたビーチスタイルインテリアモダンなビーチスタイルにしたい場合は、ガラス素材の天板のテーブルや棚、プラスチック製のシンプルな形の椅子などをセレクトしましょう。

このような人工的な素材に木などの天然素材を組み合わせると、空間にほどよく温かみを与えることができます。

 

伝統的なオールドハワイアンやバリなどの温かみのあるスタイルにしたい場合は、木・革・籐・麻といった天然素材の家具を。西海岸インテリアのようなクールなインテリアには、黒いアイアンや色あせた木、剥げたペンキなど、ヴィンテージ風仕上げの家具を選ぶと良いでしょう。

このように、テイストによって合わせる素材が違ってきますので、まずはどんなビーチスタイルを目指したいのかを考えてみましょう。

ビーチスタイルインテリアにおすすめな家具の共通点

ビーチスタイルインテリアに選ばれる家具の共通点は、「背が低い」、「脚付き」、「形がシンプル」、「大きい」というものがあります。

 

家具の背が低く脚が付いていると、視覚的に上と下に抜けるスペースが生まれます。そのため、空間が広々と見えるのです。

さらに、装飾が少なくシンプルな形であれば、スッキリとした印象で、長く使っても飽きにくいというメリットがあります。

また、大きな家具であれば、特にソファなどはゆったりと手足を伸ばせるので、リゾートのようなくつろぎの場所にできるでしょう。

家具の配置にも注目

家具の配置は、あえて家具を少なめにすること、そしてスペースを多めに取って置くことがポイントです。

そうすることで部屋の動線を確保し、移動の時などに家具に体をぶつけるストレスを防げます。さらに、空間を広く見せる演出も可能です。

大きな掃き出し窓などがある場合は、窓に向かうようにリビング家具を設置すると、開放的なインテリアになります。

小物使いがビーチスタイルの決め手となる!

観葉植物がポイントのビーチスタイルインテリアビーチスタイルインテリアに観葉植物は欠かせません。

モンステラ、クワズイモ、ヤシなど南国の植物で大型のものを置くと、ぐっとエキゾチックな雰囲気が出ます。

観葉植物を置くスペースがない場合は、浜に流れ着いたような流木を壁に掛けたり、テーブルや棚にディスプレイしたりするとスタイリッシュです。

また、一緒に貝や錨(イカリ)、魚、ヒトデ、イルカ、サーフボードなどの海に関連するモチーフを、フォーカルポイント(目を引くポイント)の他、部屋の至るところに飾ると良いでしょう。

 

また、ハワイアンキルトや熱帯植物がプリントされたファブリックをクッションカバーに取り入れる、編み籠をさりげなく置く、ジュートのラグを敷くといった方法も、ビーチスタイルの雰囲気が出る良い方法です。

 

他にも、例えばアクセントカラーにブルーを使う場合、海を描いた絵画やポスターなどのアートを飾ると、華やかさが増します。

天井が高い場合はファンを取り付けるとリゾートらしさが演出されますし、照明は優しい光のスタンド式間接照明を複数置き、夜はキャンドルなどを使うとムードが出ます。

 

おわりに

日常でリゾート気分を味わいたい場合、ビーチスタイルインテリアはとても効果的です。

まずは自分の好みのテイストを選び、それからアクセントカラーを決めて物をそろえていくと、統一感が出てきます。

しかし、一気に全部コーディネートしようとすると難しく感じると思います。まずはフォーカルポイントを一カ所決め、観葉植物やマリン風小物を置いてコーディネートを広げていきましょう。

インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って?

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