東南アジアのような開放的な雰囲気がありながらも、スタイリッシュな空間を演出できるアジアンモダンスタイル。
今回は、スタイリッシュで現代的なイメージと東南アジアの雰囲気をうまく融合させた、アジアンモダンインテリアをご紹介します。アジアンモダンインテリアを取り入れて、スタイリッシュ&リラックスな空間を演出しませんか?
目次
アジアンモダンインテリアの特徴
アジアンモダンインテリアは、インドネシアやタイ、ベトナムなどのような東南アジアの雰囲気を楽しめるアジアンスタイルと、スタイリッシュで近代的なイメージのあるモダンスタイルを融合したインテリアスタイル。
アジアンスタイルのエキゾチックで開放感のある要素に、モダンスタイルが持つスタイリッシュかつシャープな印象をプラスすることで、洗練されたアジアンリゾートホテルのような空間を生み出すことができます。
アジアンモダンインテリアの色選びのコツ
アジアンモダンインテリアの色選びは、ホワイト・ブラック・グレー(ライトグレー、ダークグレー)のモノトーンや、ダークブラウン・ベージュ・グレージュなどのブラウン系カラーが基本です。
派手なアクセントカラーは取り入れないことが多いのですが、もし差し色を入れたい場合は彩度と明度が低めの、グレイッシュトーンのカラーをチョイスしましょう。グレイッシュなカラーであれば、アジアンモダンインテリアでも比較的なじみやすいはずです。
また、リゾート感のある落ち着いたアジアンモダンスタイルを目指すなら、ブラック・ダークグレー・ダークブラウン・グレージュなど、落ち着いたカラーを多めに配色しましょう。例えば、壁や床がホワイトやベージュ、ライトブラウンなどの明るいカラーなら、カーテンやベッドシーツ、ラグはカラーを落ち着かせることがポイントです。
さわやかで明るい印象のアジアンモダンスタイルを目指すなら、ホワイト・ライトグレー・ベージュなど、明るいカラーを多めに配色。特に、カーテンは光を通しやすい明るめのカラーを選ぶのがおすすめです。
アジアンモダンインテリアの家具選びのコツ
アジアンモダンスタイルの部屋作りでは、無理にアジアンモダンな家具を探す必要はありません。部屋全体のカラーコーディネートに注意し、アジアンチック・モダンチックなアイテムを偏りすぎないようにバランスよく配置するだけで、十分にアジアンモダンスタイルを演出することができます。
例えば、テレビ台やチェスト、ラックなどがダークブラウンのシンプルなモダン家具だったとしても、その他の部分でアジアンな雰囲気を出すことで、十分なアジアンモダンインテリアになります。
その他に、フレームがラタンと天然木でできたアジアンチックなソファを置いたり、ロータスや更紗(特にジャワ更紗など)模様のカーテン、ラグを取り入れたりすると良いでしょう。
メイン照明の光の色は、リラックス感を重視したいなら電球色(オレンジの強い、温かみのある色)がおすすめです。しかし、電球色は色みが強かったり部屋が暗めになったりする傾向があるので、何か書いたりメイクをしたりするときは、色が分かりにくく不便に感じることがあります。そのため、ワンルームや1Kの場合は昼白色にすることをおすすめします。昼白色を採用する場合は、デスクランプやフロアランプなどの間接照明を電球色にすると良いでしょう。
プラスアルファでより洗練されたアジアンモダンインテリアに
より洗練されたアジアンモダンスタイルを目指すなら、プラスアルファで以下の工夫を取り入れるのがおすすめです。
・壁紙を一部貼り替える
最近は、簡単に貼ってはがせる壁紙が販売されています。それらを活用して、壁の一面だけアジアンチックな柄の壁紙にしたり、ダークブラウンの壁紙に貼り替えたりしてみましょう。
・部屋に大きな観葉植物を置く
観葉植物の中でも、サンスベリアやオーガスタ、ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)などが、特におすすめ。鉢カバーをラタンやウォーターヒヤシンス製のものにすると、アジアンな雰囲気がアップします。
部屋全体のバランスを見て、モダン寄りのシンプルなプラスチック(または陶器)の鉢にするか、アジアン寄りのラタンなどの鉢にするかを選びましょう。
おわりに
アジアンモダンインテリアでスタイリッシュ&リラックスな部屋作りを実現するには、アジアンとモダンをバランスよく融合させることがポイント。ウォーターヒヤシンスなどの自然素材で作られたアジアンテイストの家具と、ガラスやアクリルのように人工的な素材で作られたモダンテイストの家具を、部屋全体に偏りのないよううまく配置しましょう。
また、壁紙の一部を貼り替えたり、面積の大きいラグの柄をエキゾチックな雰囲気のものに変えたりするだけでも、部屋の印象はガラッと変わりますよ。
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